ホーム > 美容コラム > 皮膚が薄いのが原因? 頬の角栓ができる原因と対策方法

春の肌トラブルは「花粉」が原因!?
「花粉症皮膚炎」とは

春の肌トラブルは「花粉」が原因!? 「花粉症皮膚炎」とは

きめ細やかなつるつる・すべすべのお肌は女性の美しさを最大限に生かす最強の武器です。でも、どんなにスキンケアに気を配っても肌トラブルは絶えませんね。
特に、お肌をデコボコと凹凸があるように見せてしまう角栓は気になるところ。小鼻や顎などはもちろん、意外と気になるのが頬です。
実は頬の角栓には、ほかの部分にできる角栓とは違った原因があったのです。
頬にできる角栓の原因と、その対策方法についてお話しします!

頬の角栓の原因は「皮膚の薄さ」?

角栓の主な原因は、皮膚に付着した汚れや余分な皮脂、ターンオーバーの乱れなどによって蓄積された古い角質などが毛穴に溜まり、塞いでしまうことです。
そのため、入念にクレンジングしたり頻繁にピーリングなどを行って角栓を防ごうとする方も多いのではないでしょうか?
でも、それが実はより角栓のできやすいお肌をつくってしまっているかもしれないのです。

クレンジングによって必要以上にお肌から油分をとってしまったり、ピーリングで角質を除去しすぎてしまうと、お肌を刺激して薄く弱い状態にしてしまいます。
薄くなったお肌からはハリがなくなってしまうため、毛穴が広がって目立つようになります。広がった毛穴には皮脂や汚れが詰まりやすくなるため、角栓ができやすくなるのです。
また、薄い皮膚は乾燥して硬くなりやすいので、毛穴の収縮力も低下してさらに詰まりやすくなります。

頬は特にクレンジングや洗顔、ピーリングなどの影響を受けやすい部分。念入りなスキンケアが、かえって頬の角栓を増やしていることがあるのですね。

頬の角栓を防ぐ! 効果的な対策方法

春先に注意したいスキンケア術

・洗顔・クレンジングを見直す
まずはスキンケアの基本、洗顔とクレンジングを見直すことが大切です。お肌を極力刺激しないように、やさしいタッチで洗うようにしましょう。
洗顔料はよく泡立てて、泡でお肌を包み込むように洗います。クレンジングは決してゴシゴシとこすらないように、やさしいタッチで行ってください。
洗い流す際も熱いお湯は使わず、ぬるま湯でそっとすすぎましょう。

・ピーリングはしすぎない
角栓ケアには欠かせないピーリングですが、やりすぎは禁物!
ピーリング剤には必ず適切な頻度などが表示してあるので、それにしたがって行うようにしてくださいね。
また、角栓をピンセットなどで無理やり押し出すように除去している方も多いようですが、それは絶対にNGです。毛穴に刺激を与え、余計に広げてしまうことになります。

・バランスの取れた食事と十分な睡眠を心がける
角栓のできにくいお肌をつくるためには、野菜中心の健康的な食生活を送ることが必要です。野菜に多く含まれるビタミン類には皮脂の分泌を抑え、角栓ができるのを防ぐ働きが期待できます。
さらに、ターンオーバーを整えるために十分な睡眠をとることも大切です。最低でも6時間以上は睡眠時間をとるように日頃から心がけましょう。

日々のスキンケアや生活習慣の中で見直すべきことをきちんとおさえておけば、角栓のない健康的なお肌をキープすることができます。さっそく今から気をつけて、つるつる・すべすべのお肌を手に入れましょう!