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エラの原因は顔の筋肉だった?
コリをほぐすオススメマッサージ

エラの原因は顔の筋肉だった? コリをほぐすオススメマッサージ

シュッとしたフェイスラインと小さな顔は、世の女性の憧れです。
一方で、以前と比べて顔が大きくなった気がする……という悩みを抱えている女性は意外と多いもの。
顔を大きく見せているのは、エラ回りの筋肉のコリが原因かもしれません。
エラ回りの筋肉を硬くするNG習慣と、コリを和らげるマッサージの方法をご紹介します。

気になる「エラ」の原因は筋肉だった?

自らの顔のコンプレックスとして、顔の「エラ張り」を挙げる方は数多くいます。
骨格が原因でエラが目立っている場合もありますが、ほとんどは筋肉の変化が原因です。
耳の下あたりに指を置き、奥歯を噛みしめてみてください。エラのあたりに、ぽっこりと筋肉が浮かびあってきませんか。
このエラの真上にある筋肉は「咬筋」と呼ばれ、漢字の通り食べ物を噛む際などに使われる筋肉です。
この筋肉が肥大化し、凝り固まることで顔が大きく見えてしまうのです。
また、筋肉が凝ることで血流が悪くなり、顔のむくみや二重あごを引き起こしてしまう場合もあります。
さらに、頭痛や肩こり、目の疲れといった体の不調の原因になっている可能性もあるため、一刻も早い改善が大切です。

咬筋の「コリ」を生むNG習慣

咬筋が疲労して凝り固まってしまうと、しこりのように出っ張ってきてしまいます。
睡眠中に歯ぎしりをしてしまう人は、咬筋に強い負担をかけてしまっているため特に注意が必要です。マウスピースなどを利用し、改善に努めましょう。
また、この記事を読みながら、上下の歯が接触してしまっている方は要注意。睡眠中の歯ぎしり癖はなくても、起きているときに無意識に歯を食いしばる癖がついている可能性があります。
ストレスを感じた際や集中して物事に取り組んでいる際は、歯を食いしばっていないか確認してみるようにしてください。奥歯を噛みしめたときにかかる負担は、平均で約60kgとも言われています。無意識のうちにそれだけの負担をかけていたら、あっという間に咬筋は凝り固まってしまいますよね。
食いしばりに気がついたときは、手を咬筋にあててゆっくりと息を吐いてみましょう。
息を吐くことで筋肉が緩み、リラックスさせることができますよ。
頬に当てた手はさすったり揉んだりせず、触れるか触れないかくらいの距離で優しく添えておくのがポイントです。

咬筋をほぐすマッサージ

咬筋のコリをほぐし、エラを目立たなくさせるためにオススメの方法がマッサージです。
口を軽く開け、人差し指、中指、薬指を使って円を描くようにして咬筋をほぐしてあげましょう。
一回につき30秒から1分程度でOKです。湯船に浸かってリラックスしているとき、または食事後の咬筋が膨張している状態のときに行うのがオススメです。
また、口の中に親指を入れて、口内の親指と残った4本の指で頬の内側と外側から咬筋の付け根を掴み、押し剥がすように外側に向けて引っ張るのも効果的です。
マッサージを行う際は、背筋をしっかりと伸ばし、姿勢を良くして行いましょう。

いかがでしたか。エラ張りの原因となる咬筋のコリについてお話しました。
咬筋のコリが取れれば自然と口角が上がるようになるため、表情からも若返り効果が期待できます。
歯を食いしばる習慣を見直してマッサージで咬筋のコリをほぐし、憧れの小顔を手に入れましょう。