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なんとかしたい! 
デリケートゾーンが痒くなる5つの原因

なんとかしたい! デリケートゾーンが痒くなる5つの原因

「デリケートゾーンが痒くなる」という経験をした女性は多いと思います。
でも、こういったことは周囲に相談しにくいですし、病院に行くのもためらってしまいがちですよね。
デリケートゾーンが痒くなってしまう原因について紹介します。

(1) 蒸れ

デリケートゾーンというのは通気性が悪く、蒸れやすいもの。
デリケートゾーンが蒸れてしまい、湿気によって雑菌が繁殖することが痒みに繋がってしまうのです。
特に生理中にナプキンを使っている時というのは、とても通気性が悪く、不衛生な状態になりがちです。
また、生理中以外でも、パンツスタイルの時や、ストッキングやタイツを着用した時には蒸れやすくなりますので注意が必要です。

(2) かぶれ

下着の繊維や生理ナプキンの素材が合っていないため、かぶれてしまうというケースもあります。また、締め付けの強い下着を身に着けていたり、下着がお肌にこすれたりすることによって、湿疹が発生してしまうこともあります。
もともとお肌が敏感という人やアレルギー体質の人は特に注意が必要です。
かぶれにお悩みの方は、お肌に優しい素材の下着を使ったり、布ナプキンを使ったりすることで痒みが改善するかもしれません。

(3) カビが繁殖している

デリケートゾーンにはカンジダという常在菌が存在しています。
この菌は、普段は膣内のバランスを上手く保ってくれているもの。
しかし、お肌が敏感になったり、環境や体調が変化したりすることによって、痒みを感じることがあるのです。
また、妊娠時やピルを使っている時には特にカンジダが発生しやすいので、気をつけたいものです。

(4) 抵抗力が落ちている

(4) 抵抗力が落ちている

体調がすぐれない時や、疲れている時、ストレスが溜まっている時などには、抵抗力が落ちてしまうもの。抵抗力が落ちることによって、デリケートゾーンに痒みを感じることもあります。
デリケートゾーンにはさまざまな常在菌がいますが、普段は体のバリア機能が働いているため、かぶれたり痒くなったりすることはありません。
しかし、抵抗力が落ちることによって、かぶれやすくなり、痒みを感じやすくなるのです。

(5) 病気の可能性も

性病に感染しているために痒みを感じているというケースもあるので注意しましょう。
考えられるのは、大腸菌やブドウ球菌が原因の感染性外陰炎や、トリコモナス膣炎、尖圭コンジローマなど。
また、カンジダ膣炎のように、性行為をしていなくてもかかってしまう病気もあります。
こういったデリケートゾーンの病気は放置していても治らないので、お医者さんできちんと相談しましょう。

デリケートゾーンの痒みにはさまざまな原因があり、それぞれ対策方法が異なります。
そのため「自分の症状はどの原因に当てはまるのか」を知ることが大切なのです。