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胃腸の働きの低下が肌荒れの原因に!?
3つの理由と解消法

胃腸の働きの低下が肌荒れの原因に!? 3つの理由と解消法

繰り返される肌荒れにお悩みの方は多いのではないでしょうか。
実は、胃腸の働きが低下すると肌荒れを招くことがあるといわれています。
一見つながりのないように見える肌荒れと胃腸ですが、この2つには一体どんなつながりがあるのでしょうか。今回は、胃腸が原因で肌荒れが起こる3つの理由と、その解消方法をご紹介いたします。

口周りに要注意!? 胃腸が原因の肌荒れとは

胃腸の働きが低下していることで起きている肌荒れを治すためには、スキンケアや薬などでの改善よりも、根本的なところに目を向けることが大切です。

胃腸の機能低下が原因でニキビや吹き出物などの肌荒れが起こっている場合、そのほとんどは口周りにできます。顎や口角付近などの肌荒れは、暴飲暴食後やストレスが溜まって胃腸に負担がかかったときに出てきやすいのです。口周り以外にも、鼻周りや耳周り、額にもできやすいといわれています。

口周りに多くニキビや吹き出物が出たときにはまずは胃腸の不調を疑って、いつもよりも食事に気を遣ったり、栄養をしっかりととって体の中から改善していくことが大切です。
また、規則正しい生活を心掛ける、ストレスを解消するなどの日常の過ごし方もとても重要なポイントとなります。

胃腸の機能低下が肌荒れを起こす3つの理由とは?

自律神経が乱れて、免疫機能が低下している
お呼吸や消化、血液循環や心拍など体のほとんどの機能を支配している自律神経。
自律神経は交感神経と副交感神経があり、2つのバランスが崩れてしまうと自律神経が乱れてしまいます。とくに交感神経のほうに偏って活発化してしまうと、胃腸の働きが弱くなって便秘になったり肌荒れを起こしてしまうのです。

栄養がきちんと吸収できていない
胃腸の機能が低下すると、食べ物を消化する機能が低下していきます。胃のほうで消化不良が起こり、腸で栄養の吸収が上手くできなくなることで体に必要な栄養が不足してしまうのです。栄養が不足してしまうと肌荒れの原因につながってしまいます。

ビタミンの生成量が少なくなっている
野菜や果物、サプリメントなどで摂取するというイメージが強いビタミンですが、実は私たちの体の中でも作られています。
しかし、腸内の環境が良いときにはビタミンの生成が多くなりますが、悪玉菌が増えて腸内環境が悪化するとビタミンの生成量をグッと少なくしてしまうのです。

胃腸の機能低下による肌荒れを改善するための方法とは?

先ほども少し触れたように、肌荒れの原因が胃腸にある場合には、胃腸の不調を改善していくことが大切です。胃腸に対しての負担やストレス、刺激になるようなことは避けて、胃腸の調子を整えていきましょう。

まずは暴飲暴食をやめてバランスの良い食事を心掛けてください。それに合わせて胃腸を冷やしてしまうような冷たい飲み物やアイスなどもなるべく避けます。刺激物の辛い食べ物も控えるようにしましょう。

さらに、ストレスを解消したり、睡眠をたっぷりととったりして自律神経を整えることも大切なポイント。ゆっくりと湯船に浸かって体を温めたり、温かい飲み物を飲むなども効果的です。また、軽い運動を取り入れて新陳代謝をアップさせることもオススメです。

多くの女性を悩ます肌荒れ。口周りにできやすいニキビや吹き出物はなかなか治りにくく、会話中などに人から見られやすいため一刻も早く治したいですよね。
キレイに治して美しさをキープするためにも、しっかりと胃腸のケアを行っていきましょう。